ショッピング, 海外

エルメス パリ本店の従業員とお話して

パリの最終日はエルメス本店に行ってきました。

サントノーレ通りを歩いていくと

エルメス本店が見えて来ます。屋上の看板に

馬がいます。

建物の全景

 

正面入り口はこんな感じ。(マリンブルー)

趣味がネクタイ購入の自分として

フランスでタイを買うのは大体 「シャルベ」(後日レポートします)

かここが多いです。

 

紳士ネクタイ売り場のベテラン店員のアンさん(女性おそらく60代)

とエルメスの会社のことについてお話ししました。、

今の当主(DUMAS氏)は4世代目の40代の若い社長。

創業当初は馬具のメーカーでスタートしたが

時代の流れで、車による馬具の衰退を先見し

革製品に加えシルクや

ウール、時計や香水などを販売し始め、会社が飛躍しました。

技術的にこだわりの職人が多く

皆独自の技術力に大変なプライドを持っています。

人気のバーキンやケリーは相変わらす生産が注文に追いついておらず

バックオーダーをたくさん抱えているとのこと。

エルメスの株価も欧州株式が比較的低迷している中、一昨年あたりは

200ユーロ代をウロウロしていましたが昨年、今年と飛躍的に

伸び、今は過去最高値を更新し450ユーロに届きそうである。

社員として持株会に投資をしていたのは大正解で

「今は資産が倍以上になりとても喜んでいる!」

と嬉しそうに話してくれました。

<螺旋模様のネクタイの新作>

 

私も個人的に株式の投資対象はエルメスのような

家族経営企業(ファミリービジネス)が好きで

エルメスの株価の動きには毎日非常に注目しています。

それはなぜかというと、起業家や経営者が長期的な目線

(2,3年でなく10年単位)で経営にコミットできているのは

オーナー経営者がほとんどであるからです。

ですので、必然的に長期的な視点での

投資に関してはファミリービジネス、すなわちオーナー経営者の

会社への投資比率が高くなります。

また、政治家の二世議員、三世は甚だ疑問が多いですが、ファミリー経営の場合、能力の無い経営者は直ぐに失脚するシビアな世界なので本当の意味での会社の実力については計り易いといえます。

同じような理由で製薬会社のロッシュや

EMS-CHEMIEなどは多くのシェアを持っています。

今回はこののタイが気に入りました。10%の消費税の還元もあるので

選択の種類が多いエルメス本店での購入が一番気に入っています。